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総義歯(いわゆる総入れ歯)の種類を分けるとき、比較しやすいのが「床部分」です。
上の歯の口裏に密着される床部分は、大きくプラスチック(レジン)床と金属床に分けられます。その違いを説明します。
プラスチック(レジン)床と金属の比較
プラスチックと金属の最大の違いは、金属床の場合は床部分を薄くできる点です。
【1】【2】の写真でお分かりのようにかなり差があります。
(厚さ:【1】プラスチック1.5mm〜3.0mm以上 【2】金属床0.25mm〜1.0mmくらい)
プラスチック(レジン)床と金属床の費用
プラスチック床は製作方法にもよりますが、一般的に保険が適用されるため、安価に治療できます。
金属床の場合は自費治療ですが、総入れ歯の場合は「選定療養」の制度によって治療費の一部が保険で支払われるので、患者さんの負担が軽減されます。これに対し、部分入れ歯の場合はすべて自費治療になります。
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※「選定療養」の制度に関しての詳細はお問い合わせ下さい。 |